海外展開支援

海外展開をお考えの事業者の皆さまに、さまざまなサポートをご紹介します。

お客様サポート部海外業務支援担当では海外展開をお考えの事業者の皆さまに、さまざまなサポートをおこなっています。
現在、国内市場の縮小など企業を取り巻く経営環境の変化を受け、大企業のみならず中小企業も海外への展開をおこなっています。
信金中央金庫、日本貿易振興機構（JETRO）、中小企業基盤整備機構、海外産業人材育成協会（AOTS）など各支援機関とひがしんバンコクデスクのネットワークを最大限に活用し、すでに海外展開をしている事業者の方、また今後の海外展開を検討している事業者の方へ情報提供やアドバイス、セミナーの開催などをおこない、全力でサポートに取組んでいます。

• 信金中央金庫
  全国の信用金庫を会員とする協同組織形態の金融機関で、信用金庫の中央金融機関として1950年に設立されました。海外に6つの拠点（上海、香港、バンコク、ニューヨーク、ロンドン、シンガポール）があり世界30か国超に約160行のコルレス先を持っています。海外に進出する信用金庫お取引先企業の国内および現地での支援をおこなっています。
• 独立行政法人　日本貿易振興機構（JETRO）
  70か所を超える海外事務所ならびに本部（東京）、大阪本部、アジア経済研究所および国内事務所をあわせ約50の国内拠点から成る国内外ネットワークをフルに活用し、対日投資の促進、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業などの海外展開支援に機動的かつ効率的に取組むとともに、調査や研究を通じ我が国企業活動や通商政策に貢献しています。
• 独立行政法人　中小企業基盤整備機構
  日本経済を支える中小企業を元気にするため、中小機構では創業から事業再生、災害対策などのセーフティネット（安全網）まで、中小企業のライフステージや課題に合わせた支援体制を整えています。
  海外支援メニューとして「海外展開に関する相談」、「ビジネスミッション事業」、「海外CEO商談会」、「eコマース（EC）支援」や海外展開に関する情報提供として「海外ビジネス情報」を発信しています。
• 一般財団法人海外産業人材育成協会（AOTS）
  主に開発途上国の産業人材を対象とした研修および専門家派遣などの技術協力を推進する人材育成機関です。人材育成や日本語研修などの事業を通じて、日本と海外諸国相互の経済発展に貢献するとともに、友好関係の増進にも寄与します。
  AOTS総合研究所（ARI）
  AOTSが培ってきた50年以上の研修事業を通じて、44か国・地域に同窓会ネットワークを構築しています。この信頼性の高いネットワークを活かし日本企業の海外展開を支援しています。

タイのバンコクにある泰日経済技術振興協会（以下、TPA）と業務提携協定を締結しました。（2013年）
TPAは約3,000社のタイ企業会員を有する公益法人で会員の経済技術知識向上を促進し、また広く一般へ経済技術知識の普及活動をおこなっています。
TPAとの連携により、TPA内に駐在員デスク「ひがしんバンコクデスク」を設置しました。従来の金融機関の駐在員事務所とは異なり、TPA職員とTPAへ派遣しているひがしんの職員で構成されており、日タイ海外事業展開プロジェクト（Thailand-Japan Investment Promotion Project）として、タイへの進出企業などの支援や日タイ企業のビジネスマッチング、タイ人学生の日本企業へのインターンシップなどさまざまな活動をおこなっています。

バンコクデスクではタイへ展開する事業者の方への支援として、タイの経済・金融・市場などの調査および情報提供や、サプライヤー、パートナー企業の紹介、賃貸オフィス、工業団地などの情報提供、現地アテンド、展示会出展サポートなどをおこなっています。

また、タイ企業や研修団の来日による日本企業・機関の視察や、ビジネス交流会の開催などを通じ、今後もタイ企業と日本企業のビジネスマッチングの機会を提供していきます。

販路開拓支援の一つとして、お客さまとともに海外に渡航し、商談会や即売会・テストマーケティングを実施しました。

海外進出は中小企業にとって大きな経営戦略の一つです。長年のお取引の中で企業の理念、強み、弱み、経営資源などを理解しているひがしんがひざを交えてサポートしていくことが地域密着型金融機関としての役割と考え、国内とバンコクデスクの連携により、幅広いサポートの強化を図りながら、全力で取組んでまいります。