定年退職・セカンドライフ編

時間のゆとりが持てるようになるセカンドライフ。
アクティブシニアともいわれ、お金の消費も盛んになる世代です。しっかりとお金の計画を立てつつ、楽しみましょう。

退職前の準備

老後資金ってどのくらいお金が必要なの?

収入が少ない分どうしていけばいい?

「老後のことは定年退職してから考えよう」と後回しにしてしまいがちですが、早い時期に検討しておけばその分色々な手段がとれます。早めに検討をはじめましょう。まずはセカンドライフにかかる費用や収入がどのくらいになるのか、見ていきましょう。

その1

セカンドライフの費用や収入を知ろう

セカンドライフはどのくらいあるのでしょうか?

いわゆるセカンドライフは男性で20.05年・女性は24.91年となっています。

  男性 女性
0歳時(平均寿命) 81.64年 87.74年
65歳時 20.05年 24.91年

厚生労働省「令和2年簡易生命表」

セカンドライフにかかる費用を把握しよう

夫婦お2人の場合

  • 出所:生命保険文化センター「令和元年度生活保障に関する調査」
  • 出所:厚生労働省の令和3年度モデル金額(夫婦2人、夫は平均的賃金で公的年金に40年加入、妻は国民年金に40年加入)

退職金はいくらもらえるのでしょうか?

  管理・事務等(総合職) 生産・現業労働者 国家公務員
大学卒 1,983万円 2,068万円
高校卒 約1,618万円 約1,159万円

出典:内閣官房内閣人事局「平成30年度 退職手当の支給状況」厚生労働省「平成30年就労条件総合調査結果の概況」

ゆとりのある生活費だけでも1,377万円不足します。(退職金1,983万円と仮定)
セカンドライフに入る前にいくら貯蓄ができるかによって不足額が変わってきます。

その2

セカンドライフに向けて貯蓄しよう

その3

リフォームを検討しよう

ライフステージに合わせて、家のリフォームを検討しましょう。二世帯住宅や多すぎる部屋の見直し、バリアフリー化の検討等、それぞれの生活や環境に合わせて家も見直していきましょう。
リフォームのための仮住まいへの引越しや、お金もかかるので体力や経済力があるときに検討し始めましょう。

退職後に考えるべきこと

その1

退職金を運用するお金と預金するお金に分けよう

全てのお金を運用するわけにもいきませんが、すべてのお金を預金にするだけではもったいないです。運用するお金と預金に分けてお金を長生きさせましょう。

上記グラフは1,000万円を毎月5.5万円ずつ取り崩していった場合の運用利回り別推移についてひがしんが試算したものです。
本グラフに記載の数値は仮定のものであり、ひがしんが利回りを保証するものではございません。

1,000万円を毎月の不足金額「5.5万円」ずつ切り崩した場合、例えば、運用しない場合は約16年で使い切ってしまいますが、年利5%で運用した場合は約29年までお金を使える計算となります。

その2

運用するお金は投資信託で運用しよう

運用は、退職後早いタイミングで始めましょう。

その3

預金するお金は専用定期預金にしよう

その4

充実したセカンドライフ資金を用意しよう

充実したセカンドライフを支援します。

インプラントにしておいしいものを食べたい

孫も連れて旅行に行きたい

自動ブレーキ付きの車に変えたい

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